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大腸カメラ検査
(受診当日も受付)

このような症状や
お悩みはありませんか?

  • 便に血が混じる、または便潜血検査で陽性を指摘された
  • 下痢や便秘を繰り返す、または排便のリズムが以前と変わった
  • お腹の痛みや張り、違和感が続く
  • 貧血を指摘された
  • 原因不明の体重減少がある
  • 便が黒っぽくなった(黒色便)
  • 他の検査で大腸の異常を指摘された
  • 大腸ポリープの既往がある、または家族に大腸がんの方がいる
  • 大腸がんの治療歴がある

など

このような症状の背景には、大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)などの病気が隠れていることがあります。特に大腸がんは、早期のうちに発見し治療を行えば、高い確率で治癒が期待できる病気です。当院では、日本消化器病学会専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医の資格を持つ臨床経験豊富な院長が検査を担当しており、鎮静剤の使用にも対応していますので、不安や痛みを軽減した状態で受けていただけます。気になる症状のある方は、検査を先延ばしにせずに一度当院までご相談ください。当院では、忙しい方にも受けていただけるよう、朝9:00からの検査や土曜日の検査に対応しております。また、受診当日にも内視鏡検査が受けられる体制も整えております。

大腸カメラ検査は痛い?

大腸カメラ検査大腸カメラ検査に対して「痛い」「辛い」という印象をお持ちの方もいらっしゃいます。その主な理由としては、S状結腸などの湾曲部を大腸カメラ(内視鏡)が通過する際の刺激や、腸内を観察しやすくするために注入するガスによる膨満感(お腹の張り)、さらに過去に腹部の手術歴がある方では、腸の癒着に伴う痛みなどが挙げられます。
当院では、そうした苦痛を軽減するために「軸保持短縮法」という高度な挿入技術を採用しています。大腸は個人差が大きく、長さやねじれ方、曲がり方も様々ですが、腸の構造に合わせて丁寧に挿入法を調整することで、患者さまの負担を最小限に抑えた安全な検査が可能となっています。
また、大腸の内部には多くのヒダやしわがあり、そのままでは観察が行き届かない部分があります。そのため、検査中に腸を膨らませて隅々まで確認する必要があります。従来は空気を使用して腸を広げていましたが、当院では炭酸ガス(CO₂)を使用しています。炭酸ガスは空気に比べて約200倍も速く腸から吸収され、息を吐く時に自然に排出されるため、検査後にお腹の張りが長引くことがありません。

辛さを軽減するコツ

大腸カメラ検査は
当日いきなり検査できる?

大腸カメラ検査は当日いきなり検査できる 大腸カメラ検査を行うには、事前に腸の中をきれいにする「前処置(下剤の服用など)」が必要なため、通常は事前の診察とご予約が必要となります。
ただし、当院では内視鏡室の空き状況や患者さまの体調・準備の状況によっては、当日中に検査を行うことも可能です。なるべく当日に検査を実施できるよう努めておりますので、朝食を摂らずに電話もしくは来院いただき気軽にご相談ください。

受診当日に
大腸カメラ検査ができる条件

当日に大腸カメラ検査を受けるための主な条件は以下のとおりです。

  • 朝食を摂っていないこと

ゼリーやヨーグルトなど消化の良い軽食であれば差し支えありませんが、固形物は控えてください。

  • 重度の便秘がないこと

たとえば週に1度しか排便がないような状態では、事前に排便状況のコントロールが必要です。このような場合、検査の当日実施は困難なことが多く、安全性の観点からも当日の大腸カメラ検査はおすすめできません。まず診察を受けていただき、しっかりと排便コントロールをしてからの大腸カメラ検査をお勧めします。

  • 重い症状がないこと

強い腹痛がある、便に大量の血が混じるなどの深刻な症状がある際は、検査に伴うリスクが高まります。そのような場合は、まず診察を受けていただき、状況に応じた検査や治療を行う必要があります。

  • 午前中の来院が可能であること

検査の前には前処置や簡単な検査を含め、3〜4時間ほどの対応が必要です。そのため午前中早めのご来院をお願いしております。到着時間によっては検査ができないこともありますので、予めご了承ください。

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当院の大腸カメラ検査の特長

臨床経験豊富な内視鏡専門医が担当

大腸カメラ検査当院の内視鏡検査は、東京慈恵会医科大学付属病院にて10年、石川県立中央病院および金沢医科大学病院にて10年の診療経験がある、臨床経験豊富な院長がすべて実施しています。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医の資格を持ち、学術評議員も担っています。

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苦痛を最小限にするために鎮静剤の使用が可能

苦痛を最小限にするために鎮静剤の使用が可能鎮静剤を使用することで、眠ったような状態で検査でき、痛みのない検査が可能になります。使用する鎮静剤は、患者さまの年齢や体調、既往歴、服用中の薬などを考慮しながら、個別に適切な量を調整しています。検査中も全身の状態を細かくモニタリングし、必要に応じて調整しておりますのでご安心ください。

鎮静剤を使用した場合は帰りの送迎をサポート

鎮静剤を使用して内視鏡検査を受けられた場合は、安全のため当日の運転をお控えいただいております。ご家族による送迎が難しい場合など、交通手段にお困りの方に向けて、当院では「無料送迎」を行っております。ご希望の方は、ご予約時にご相談ください。(当院から車で30分圏内にお住まいの方が対象です。)

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富士フイルムの最新鋭の内視鏡機器を完備

最新鋭の内視鏡機器当院では、富士フイルム社製の最新鋭胃内視鏡システム「ELUXEO 8000」を導入しています。従来に比べて、格段に明るくクリアな映像が得られます。消化管の奥まで明るく描出でき、画像のノイズや光のにじみも大幅に抑えられています。加えて、新たに搭載された観察モードにより、微細な病変の発見精度がさらに高まり、がんの早期診断にも力を発揮します。

確実な診断のためにAIを活用

胃がんや大腸がんは、内視鏡検査で発見されることが一般的ですが、平らな病変や微小な病変は発見が難しく、見落としてしまうリスクがあります。当院では、AI技術を搭載し、病変やポリープの検出、腫瘍性病変と非腫瘍性病変の判別を支援する「CADEYE™(キャドアイ)」を導入しています。これにより、病変の発見率を高め、内視鏡検査の精度を向上させています。

院内で下剤を服用できるスペースを完備

下剤を服用できるスペース大腸カメラ検査では、腸内に便が残留していると、小さな病変を見逃してしまうことがあります。そのため、検査前に下剤を服用して腸の中を空にしていただく必要があります。当院では、検査当日にご自宅で服用していただくか、当院で服用していただくかを選ぶことができます。初めて下剤を服用される方や、ご自宅から当院まで移動に時間がかかる方でも、安心して検査に臨んでいただけます。

午前中(9:00~)や土曜日も大腸カメラ検査が可能

平日に仕事を休むことができない方や、仕事や育児、介護などで忙しく検査のための時間が取れない方のために、午前中(9時~)および土曜日の大腸カメラ検査と胃カメラ検査も行っています。検査をご希望の方は、お気軽にお電話でお問い合わせください。

朝からの内視鏡検査

受診当日の大腸カメラ検査が可能

当院では、緊急性のある症状(突然の出血など)がある患者さまや、当日時間ができて内視鏡検査を希望される患者さまのために、受診当日でも内視鏡検査を行う体制を整えています。検査をご希望の方は、お気軽にお電話でお問い合わせください。

軸保持短縮法による痛みを最小限にした大腸カメラ検査が可能

大腸は個人差が大きく、長さやねじれ方、曲がり方も様々ですが、患者さまお一人おひとりの腸の構造に合わせて丁寧に挿入法を調整することで、患者さまの負担を最小限に抑えた安全な検査が可能となっています。

炭酸ガスの使用によるお腹の張りを最小限にした大腸カメラ検査が可能

炭酸ガスの送気大腸の内部には多くのヒダやしわがあり、そのままでは観察が行き届かない部分があります。そのため、従来は空気を使用して腸を広げていましたが、当院では炭酸ガス(CO₂)を使用しています。炭酸ガスは空気に比べて約200倍も速く腸から吸収され、息を吐く時に自然に排出されるため、検査後にお腹の張りが長引くことがありません。

下剤を飲まなくても大腸カメラ検査が可能

大腸カメラ検査では、腸内をきれいにするために約2Lの下剤を服用する必要がありますが、どうしても下剤に抵抗のある方(味が苦手、吐き気を感じてしまう)も少なくありません。当院では、そうした方々にも安心して検査をお受けいただけるよう、下剤を使用しない大腸カメラ検査にも対応しています。

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大腸ポリープ発見時はその場で切除可能

大腸ポリープ切除大腸カメラ検査中にポリープを発見した場合、その場で切除する日帰りの処置に対応しており、ポリープの大きさや形に応じて最適な方法を選択しています。
※発見されたポリープの数やサイズによっては、連携している高次医療機関をご紹介し、スムーズに治療が受けていただけるようサポートします。

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胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に受けることが可能

まず、大腸カメラ検査を行い、ストレッチャーに乗ったままで胃カメラ検査を行います。検査時間は、合計で約15~30分です。2つの検査を同時に実施することで、検査前の食事制限が1回で済むため、お忙しい方にもおすすめです。また、胃カメラ検査と同日に実施する場合でも、大腸カメラ検査中に発見されたポリープは、その場で切除することが可能です。

検査終了後はストレッチャーのままリカバリー室へ移動

ストレッチャーのままリカバリー室へ移動鎮静剤を使用した場合、鎮静剤の効果が切れるまで30分~1時間、休んでいただく必要があります。当院では、スタッフが患者さまを抱えて移動するのではなく、ストレッチャーの上で眠ったまま移動するため、移動の負担がなく快適にお休みいただけます。

リラックスできる環境づくり

院内には様々な観葉植物を取り入れ、リラックスしてお過ごしいただけるよう配慮しております。「病院=緊張する場所」というイメージを和らげ、安心して受診いただけるよう、環境面にもこだわっています。

駐車場多数完備

駐車場も十分に確保しておりますので、お車での来院される場合やご家族が送迎していただく場合もご安心ください。お車で来られる際は、昭和大通りからは右折で入ることができないためご注意ください。

 

大腸カメラ検査の流れ

1検査の前日

検査前日は、夕食を21時までにお済ませください。また、ひじき、わかめ、こんにゃく・キノコ類といった繊維質の多い食品や、イチゴ・キウイなど種の多い果物類は、腸内に残りやすいため、前日から控えるようにしてください。また、飲酒もなるべく控えてください。普段飲んでいる薬がある方は、基本的には(観察だけの場合は)、通常通り服用いただいて差し支えありません。しかし、血液をサラサラにする薬を服用されている場合は、組織採取(生検)やポリープ切除は後日行うこともあります。

2検査の当日

当日は、検査が終了するまで絶食をお願いしております。また、喫煙も禁止となっております。下剤を処方されている方は、医師の指示に従って服用してください。

前日の食事について

3ご来院(検査の準備)

院内で下剤を服用する場合は、指定の時間に当院へお越しください。
ご来院後、問診票に必要事項を記入していただきます。必要に応じて鎮静剤を使用します。

4大腸カメラ検査

大腸カメラ検査検査の際は、身体の左側を下にしてベッドに横になって行います。検査中に大腸ポリープが見つかった場合は、そのポリープを取り除き、疑わしい病変などは必要に応じて組織採取(生検)を行います。

5結果説明

検査の所要時間は約5~10分です。鎮静剤を使用した場合、効果が切れるまで30分~1時間ほど、回復室(リカバリー室)で休んでいただく必要があります。効果が切れたことを確認してから、医師が診察(結果の説明)を行います。
組織(生検)を採取した場合は、検査結果が出るまで1~2週間かかりますので、その場合は、後日来院していただく必要があります。

大腸カメラ検査後の過ごし方

大腸カメラ検査後は、以下の注意事項をお守りください。

  • 検査終了して1時間後から、通常通り飲食が可能です。
  • 検査当日はシャワーのみ可能です。
  • 検査当日は、激しい運動を避けてください。
  • 検査の後に、便器の水が真っ赤になるほど血が出たり、お腹の痛みが続くなど何か気になることがあれば、すぐに当院までご相談ください。

大腸カメラ検査の費用

  1割負担 3割負担
大腸カメラ検査のみ 約2,500円 約7,500円
大腸カメラ検査+組織採取
(生検)
約3,000~7,000円 約10,000~18,000円
日帰り大腸ポリープ切除 約9,000~12,000円 約27,000~36,000円

大腸カメラ検査のよくある質問

大腸カメラ検査の所要時間はどのくらいですか?

検査当日の事前処置(下剤の服用など)を含めて約3時間、検査自体は10~20分程度です。鎮静剤を使用する場合は、検査後30分~1時間ほど回復室で休んでいただいてからのご帰宅となります。

大腸カメラ検査の前日に誤って牛乳を飲んでしまいました...!

牛乳や乳製品は胃や腸の粘膜に留まりやすく、内視鏡検査の妨げになることがあります。誤って牛乳を飲んだ場合は、飲んだ時間と量などを事前にご相談ください。

大腸カメラ検査を受けてから排便がありません...大丈夫でしょうか?

大腸カメラ検査後、数日間は排便がない方が多くいらっしゃいます。大腸カメラ検査に際し、前処置として下剤を服用して腸の中を空にしていただきます。そのため、検査後数日間は排便がないのが一般的な症状ですので、ご安心ください。