このようなお悩みは
ありませんか?
- 突然の血便など気になる症状があり早く原因を知りたい
- 以前にも似たような症状があり、再発が心配
- 育児や介護などで通院に制約があるため、一度の受診で検査を済ませたい
- 長期的な予定が立てにくく、複数日にわたる検査準備や通院が困難
- 便潜血検査が陽性だったため、すぐに検査を受けておきたい
- 何度も休みを取ることができないので、診察や検査を一日で終わらせたい
など
上記にあてはまる方は「受診当日の大腸カメラ検査」がおすすめです。
受診当日の
大腸カメラ検査
大腸カメラ検査は、検査前に腸を空にする準備が必要なため、一般的には受診当日には実施できません。検査の前処置として、下剤を服用して腸を空にする必要があります。当院では、内視鏡検査室の空き状況や患者さまの病状に問題がなければ、予約なしでも受診当日に大腸カメラ検査を受けていただけます。急な予定変更などで時間に空きができた患者さまなど、当日の大腸カメラ検査をご希望の方は、ぜひご相談ください。
受診当日に大腸カメラ検査ができる条件
当日に大腸カメラ検査を受けるための主な条件は以下のとおりです。
- 朝食を摂っていないこと
ゼリーやヨーグルトなど消化の良い軽食であれば差し支えありませんが、固形物は控えてください。
- 重度の便秘がないこと
たとえば週に1度しか排便がないような状態では、事前に排便状況のコントロールが必要です。このような場合、検査の当日実施は困難なことが多く、安全性の観点からも当日の大腸カメラ検査はおすすめできません。まず診察を受けていただき、しっかりと排便コントロールをしてからの大腸カメラ検査をお勧めします。
- 重い症状がないこと
強い腹痛がある、便に大量の血が混じるなどの深刻な症状がある際は、検査に伴うリスクが高まります。そのような場合は、まず診察を受けていただき、状況に応じた検査や治療を行う必要があります。
- 午前中の来院が可能であること
検査の前には前処置や簡単な検査を含め、3〜4時間ほどの対応が必要です。そのため午前中早めのご来院をお願いしております。到着時間によっては検査ができないこともありますので、予めご了承ください。
受診当日の
大腸カメラ検査の流れ
1ご来院
当日検査をご希望の方は、午前9時~10時にご来院ください。念のため、当日検査が可能かどうかを事前に電話でご確認いただくことをおすすめします。
2受付・検査準備
ご来院後、スタッフによる事前問診、医師による診察を行い、検査の適否を判断します。当日検査が可能と判断された場合は、院内で前処置薬の下剤を服用いただきます。
3大腸カメラ検査・結果説明
前処置の薬の効果が確認でき、腸がきれいになったことを確認した後、大腸カメラ検査を開始します。検査終了後、医師から結果の説明があります。必要に応じて、治療方針の説明や生活指導を行います。
受診当日の
大腸カメラ検査の注意点
検査前の食事について
当日検査をご希望の場合は、検査前日は軽めの食事とし、消化の悪いもの、種や皮のあるもの(果物の種、トマトの皮、キノコ類、こんにゃくなど)は避けてください。
薬がある方
内服薬は基本的に通常通り服用してください。糖尿病があり薬を服用している方やインスリンなどの注射薬を使用している方、または血液をサラサラにする薬を服用している方は、事前にご相談ください。
検査後の運転について
鎮静剤を使用した検査をご希望の方は、当日ご自身での運転(自転車、バイク、車など)はできません。必ず公共交通機関をご利用いただくか、ご家族などによる送迎をお願いしております。しかし、ご家族による送迎が難しい場合など、交通手段にお困りの方に向けて、当院では、検査の帰りのみ「無料送迎」を行っております。(当院から車で30分圏内にお住まいの方が対象です。)ご希望の方は、ご予約時にご相談ください。

