TOPへTOPへ

胃カメラ検査

このような症状や
お悩みはありませんか?

  • 胸やけや胃のもたれ、食後の不快感がある
  • 胃の痛みや違和感が続いている
  • 喉や胸のあたりに圧迫感やつかえた感じがある
  • 吐き気や嘔吐が続く、貧血を指摘された
  • みぞおちや上腹部に痛みがある
  • 原因不明の体重減少がある
  • 便が黒っぽくなる(黒色便が出る)
  • 健康診断のバリウム検査などで異常を指摘された
  • 胃潰瘍や十二指腸潰瘍を過去に患ったことがある
  • 食道がんや胃がんの治療を受けたことがある

など

このような症状の背景には、胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・胃がんなどの病気が隠れていることがあります。特に胃がんは、早期のうちに発見し治療を行えば、高い確率で治癒が期待できる病気です。当院では、日本消化器病学会専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医の資格を持つ臨床経験豊富な院長が検査を担当しており、鎮静剤の使用にも対応していますので、不安や痛みを軽減した状態で受けていただけます。気になる症状のある方は、検査を先延ばしにせずに一度当院までご相談ください。また、忙しい方にも受けていただけるよう、午前中や土曜日、受診当日の内視鏡検査にも対応しております。

胃カメラは辛い?

胃カメラ検査胃カメラ検査に対して「辛い」「苦しい」という印象をお持ちの方は少なくありません。その多くは、検査中にカメラが喉へ触れることで起こる嘔吐反射によるものです。この反射は特に若い方に強く出やすく、胃カメラ検査への不安や抵抗感の原因となっています。
当院では、そうした不快感をできる限り軽減し、安心して検査を受けていただけるような対策を整えています。鎮静剤を使用することで嘔吐反射を抑え、リラックスした状態で検査を受けていただくことが可能です。さらに、鼻から内視鏡を挿入する「経鼻胃カメラ検査」を選択することで、喉の刺激を最小限に抑えます。加えて、鎮静剤を併用することによって、ほとんど眠っているような状態で、苦痛を少なく検査を終えることができます。

辛さを軽減するコツ

胃カメラは
鼻と口どっちが楽?

胃カメラは鼻と口どっちが楽?胃カメラ検査を少しでも楽にお受けいただくための方法として、現在では鼻から挿入する「経鼻胃カメラ検査」が広く用いられています。検査を控えた患者さまから「痛みはありますか?」というご質問を多くいただくことがありますが、検査時には局所麻酔を行うため、通常、痛みを感じることはほとんどありません。
多くの方が「辛い」と感じるのは、実際には痛みではなく、内視鏡が喉の奥に触れた時に起こる「オエッ」という嘔吐反射による不快感です。特に、口から挿入する方法では胃カメラが舌の付け根を通るため、この反射が起こりやすく、苦痛を感じやすくなります。
一方、鼻からの挿入では喉の奥を刺激しないため、嘔吐反射が起こりにくく、比較的快適に検査を受けていただけます。ただし、鼻の通りが悪い方や慢性的な鼻炎のある方にとっては、この方法が合わない場合もあります。
検査の方法にはそれぞれに利点や注意点がありますので、事前に医師としっかりご相談いただき、ご自身にとって、最も負担の少ない選択をしていただくことが大切です。

胃カメラ検査は
当日いきなりできる?

胃カメラ検査を行うには、通常は事前の診察とご予約が必要となります。
ただし、当院では内視鏡室の空き状況や患者さまの体調・準備の状況によっては、当日中に検査を行うことも可能です。

受診当日に
胃カメラ検査ができる条件

  • 検査当日は、最後の食事から8時間以上空けていただく必要があります(水分の摂取は可)。前日の夕食後から何も食べていない場合は、午前中の検査が可能です。また、朝食を摂られた方も、その後は水分のみでお過ごしいただければ、夕方以降の検査が可能です。
  • 鎮静剤を使用した検査をご希望の方は、当日ご自身での運転(自転車、バイク、車など)はできません。必ず公共交通機関をご利用いただくか、ご家族などによる送迎をお願いしております。しかし、ご家族による送迎が難しい場合など、交通手段にお困りの方に向けて、当院では、検査の帰りのみ「無料送迎」を行っております。(当院から車で30分圏内にお住まいの方が対象です。)ご希望の方は、ご予約時にご相談ください。
  • 検査に際しては、事前の説明や問診、順番待ちの時間に加え、鎮静剤を使用した場合は検査終了後に安静にしていただく時間も必要となります。当日はゆとりを持ったスケジュールでご来院ください。
  • 持病をお持ちの方や、常用されている薬がある場合は、事前にお電話でご相談ください。内容によっては、検査の前に一度外来受診をお願いすることがあります。

当院の胃カメラ検査の特長

臨床経験豊富な内視鏡専門医が担当

臨床経験豊富な内視鏡専門医当院の内視鏡検査は、東京慈恵会医科大学付属病院にて10年、石川県立中央病院および金沢医科大学病院にて10年の診療経験がある、臨床経験豊富な院長がすべて実施しています。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医の資格を持ち、学術評議員も担っています。

詳しくはこちら


苦痛を最小限にするために鎮静剤の使用が可能

苦痛を最小限にするために鎮静剤の使用が可能鎮静剤を使用することで、眠ったような状態で検査でき、痛みのない検査が可能になります。使用する鎮静剤は、患者さまの年齢や体調、既往歴、服用中の薬などを考慮しながら、個別に適切な量を調整しています。検査中も全身の状態を細かくモニタリングし、必要に応じて調整しておりますのでご安心ください。

鎮静剤を使用した場合は帰りの送迎をサポート

鎮静剤を使用して内視鏡検査を受けられた場合は、安全のため当日の運転をお控えいただいております。ご家族による送迎が難しい場合など、交通手段にお困りの方に向けて、当院では「無料送迎」を行っております。ご希望の方は、ご予約時にご相談ください。(当院から車で30分圏内にお住まいの方が対象です。)

詳しくはこちら


富士フイルムの最新鋭の内視鏡機器を完備

最新鋭の内視鏡機器を完備当院では、富士フイルム社製の最新鋭胃内視鏡システム「ELUXEO 8000」を導入しています。従来に比べて、格段に明るくクリアな映像が得られます。消化管の奥まで明るく描出でき、画像のノイズや光のにじみも大幅に抑えられています。加えて、新たに搭載された観察モードにより、微細な病変の発見精度がさらに高まり、がんの早期診断にも力を発揮します。


確実な診断のためにAIを活用

胃がんや大腸がんは、内視鏡検査で発見されることが一般的ですが、平らな病変や微小な病変は発見が難しく、見落としてしまうリスクがあります。当院では、AI技術を搭載し、病変やポリープの検出、腫瘍性病変と非腫瘍性病変の判別を支援する「CADEYE™(キャドアイ)」を導入しています。これにより、病変の発見率を高め、内視鏡検査の精度を向上させています。


胃カメラ検査は鼻からか口からか選択可能

胃カメラ検査では、口から内視鏡スコープを挿入する「経口検査」と、鼻から挿入する「経鼻検査」があります。当院では、それぞれの方法の長所と短所をご説明し、患者さまのご希望に応じて検査を行います。どちらの方法でも、患者さまの不快感をできるだけ軽減するよう努めておりますので、ご不明な点やご心配などありましたら、何でもお気軽にご相談ください。

詳しくはこちら


午前中(9:00~)や土曜日も胃カメラ検査が可能

平日に仕事を休むことができない方や、仕事や育児、介護などで忙しく検査のための時間が取れない方のために、午前中(9時~)および土曜日の胃カメラ検査を行っています。検査をご希望の方は、お気軽にお電話でお問い合わせください。

朝からの内視鏡検査


受診当日の胃カメラ検査が可能

受診当日の胃カメラ検査当院では、緊急性のある症状(突然の胃痛や出血など)がある患者さまや、当日時間ができて内視鏡検査を希望される患者さまのために、受診当日でも内視鏡検査を行う体制を整えています。検査をご希望の方は、お気軽にお電話でお問い合わせください。


胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に受けることが可能

胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に受けることが可能まず、大腸カメラ検査を行い、ストレッチャーに乗ったままで胃カメラ検査を行います。検査時間は、合計で約15~30分です。2つの検査を同時に実施することで、検査前の食事制限が1回で済むため、お忙しい方にもおすすめです。また、胃カメラ検査と同日に実施する場合でも、大腸カメラ検査中に発見されたポリープは、その場で切除することが可能です。


検査終了後はストレッチャーのままリカバリー室へ移動

ストレッチャーのままリカバリー室へ移動鎮静剤を使用した場合、鎮静剤の効果が切れるまで30分~1時間、休んでいただく必要があります。当院では、スタッフが患者さまを抱えて移動するのではなく、ストレッチャーの上で眠ったまま移動するため、移動の負担がなく快適にお休みいただけます。


リラックスできる環境づくり

院内には様々な観葉植物を取り入れ、リラックスしてお過ごしいただけるよう配慮しております。「病院=緊張する場所」というイメージを和らげ、安心して受診いただけるよう、環境面にもこだわっています。


駐車場多数完備

駐車場も十分に確保しておりますので、お車での来院される場合やご家族が送迎していただく場合もご安心ください。お車で来られる際は、昭和大通りからは右折で入ることができないためご注意ください。

胃カメラ検査の流れ

1検査の前日

胃カメラ検査前日は、夕食を21時までにお済ませください。また、飲酒もなるべく控えてください。普段飲んでいる薬がある方は、基本的には(観察だけの場合は)、通常通り服用いただいて差し支えありません。しかし、血液をサラサラにする薬を服用されている場合は、組織採取(生検)を後日行うこともあります。

前日の食事について

2検査の当日

検査当日は、検査が終了するまで絶食をお願いしております。(午後から検査を受けられる方は、検査開始時刻の8時間前までにお食事を済ませていただくようお願いします。)
また、喫煙も胃酸の分泌を増加させるため禁止となります。また、スムーズに検査を受けていただけるよう、ゆったりとした服装でお越しください。

3ご来院(検査の準備)

ご来院後、問診票に必要事項を記入していただきます。その後、胃の中の泡を取り除くために、消泡剤を服用していただきます。挿入方法(鼻から挿入する場合と口から挿入する場合)に応じて局所麻酔や鎮静剤を使用します。

4胃カメラ検査

鼻または口から内視鏡(胃カメラ)を挿入します。検査の際は、身体の左側を下にしてベッドに横になって行います。食道、胃、十二指腸を観察し、疑わしい病変などは必要に応じて組織採取(生検)を行います。

5結果説明

検査の所要時間は約5~10分です。鎮静剤を使用した場合、効果が切れるまで30分~1時間ほど、回復室(リカバリー室)で休んでいただく必要があります。効果が切れたことを確認してから、医師が診察(結果の説明)を行います。
組織(生検)を採取した場合は、検査結果が出るまで1~2週間かかりますので、その場合は、後日来院していただく必要があります。

胃カメラ検査後の過ごし方

胃カメラ検査後は、以下の注意事項をお守りください。

  • 経鼻胃カメラ検査後は、強く鼻をかまないようご注意ください。
  • 検査後1時間程度は飲食をお控えください。
  • 組織検査(生検)を行った場合は、2時間以上経ってから食事をお取りください。
  • 検査後2~3日は、香辛料などの刺激の強いものは避け、食事は消化の良いものを摂るようにしてください。
  • 胃カメラ検査では、胃の中に空気を送り込むため、検査後お腹が張っているような感じがすることがありますが、時間とともに治まりますのでご安心ください。

胃カメラ検査の費用

  1割負担 3割負担
胃カメラ検査のみ 約2,000円 約6,000円
胃カメラ検査
+組織採取
(生検)
約3,000~4,000円 約9,000~12,000円

胃カメラ検査に関するご質問

胃カメラ検査当日に誤ってコーヒーを飲んでしまいました...!

胃カメラ検査の前にコーヒーを飲むと、コーヒーの色が胃の内壁の粘膜に付着し、観察が困難になる場合があります。また、コーヒーにはカフェインが含まれており、脱水症状を引き起こしやすくなります。そのため検査前にはコーヒーを飲まないようお願いしております。誤ってコーヒーを飲んだ場合は、検査前にその旨をお知らせください。

胃カメラ検査中の吐き気が心配です...

胃カメラ(内視鏡)を喉に挿入する際に「オエッ」と吐き気を催すことを不安に感じる方が多くいらっしゃいます。これは「嘔吐反射」と呼ばれ、その程度は人によって異なります。嘔吐反射の原因は、喉に異物があると感じることによる生理的な反応と考えられていますが、食道の病気や、過去のトラウマ(歯科検診など)の心理的な要因も関係している場合があります。嘔吐反射が強い場合は、鼻から内視鏡を挿入する(経鼻胃カメラ検査)や鎮静剤を使用するなど、工夫することができますので、お気軽にご相談ください。

初めての方はこちら

胃カメラ検査後に飲酒はできますか?

観察のみを目的とした胃カメラ検査の場合は、検査後に飲酒は可能です(※検査直後は少量の水を飲んで、咳こまないことを確認してください)。胃カメラ検査時にピロリ菌の尿素迅速検査や生検(食道、胃、十二指腸の組織を少し取り出して、顕微鏡で病気の有無を調べる検査)を行った場合は、検査当日は脂肪分の多い食事や刺激の強い食事、飲酒は避けてください。検査の翌日からは、食事や飲酒の制限はありません。