「体重減少」で
お悩みはありませんか?
ダイエットしているわけでもないのに、いつの間にか体重が減っていた…そんな経験はありませんか?体重減少は、体のSOSの可能性があります。
特に、以下の項目に当てはまる場合は、一度医療機関を受診されることをおすすめします。
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1ヶ月で2kg以上の体重が減った
- 6〜12ヶ月で5kg以上の体重が減った
- 食欲は変わらないのに、なぜか痩せてきた
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特別な運動や食事制限をしていないのに、服やベルトがゆるくなった
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体重減少とともに、だるさや食欲不振、喉の渇きなどの症状がある
- 家族や友人から「痩せたね」と言われた
なぜ体重が減ってしまうの?
「食べても痩せる」体重減少の裏には、さまざまな病気が隠れていることがあります。ここでは、考えられる主な原因をいくつかご紹介します。
消化器の病気
胃がんや大腸がん、膵臓がんなどが進行すると、消化吸収機能がうまく働かなくなったり、がん細胞に栄養を奪われたりすることで体重が減少します。また、潰瘍性大腸炎やクローン病といった腸の病気も、慢性的な下痢により栄養が吸収されにくくなるため、体重が減りやすくなります。
糖尿病
血液中の糖をエネルギーとしてうまく利用できなくなると、代わりに脂肪や筋肉を分解してエネルギーを生み出そうとします。このため、体重が急激に減ることがあります。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
代謝をつかさどる甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。代謝が活発になりすぎるため、たくさん食べても体重が減っていきます。動悸やだるさ、息切れなどの症状を伴うこともあります。
ストレスや生活習慣
ストレスが原因で、胃炎や胃潰瘍、慢性的な下痢を引き起こし、体重が減ることもあります。また、極端なダイエットや不規則な食生活、過度な運動も、エネルギーバランスを崩し、体重減少につながることがあります。
体重が減ってしまったとき、
どのような検査が必要?
体重減少の原因を特定するため、まずは問診でこれまでの経緯や生活習慣について詳しくお話を伺います。
一人で悩まず、ご相談ください
「まさか病気じゃないだろう」「気のせいかな」と、体重減少を放置してしまうと、病気の発見が遅れてしまうことがあります。特別な理由なく体重が減少し、「おかしいな」と感じたら、それは体が発している大切なサインです。
一人で抱え込まず、まずは一度、当院にご相談ください。

